アメイジング ・グレイス

"立ち上がって、あなたの神、主をほめたたえよ。

とこしえからとこしえまで。

あなたの栄光の御名はほむべきかな。

すべての祝福と賛美の上に高く上げられて。

ただ、あなただけが主です。

あなたは天と、天の天と、その万象を、地とその上のすべてのものを、海とその中にあるすべてのものを造られました。

あなたはそのすべてを生かしておられます。

天の万象はあなたを伏し拝んでいます。

あなたこそ神である主です。"ネヘミヤ記 9章5b~7a節


ネヘミヤはユダ王国が滅びた後、バビロニア帝国の捕囚からペルシャで王の献酌官という立場に置かれていました。
ある日、母国の神殿の城壁が崩され燃やされたことを親戚から聞いて、数日間嘆き悲しみ、断食をして神様に祈ります。
彼は「神様に立ち返るなら、神様が民を再び神様の地に戻してくださる」という律法の約束に確信をもって、城壁修復を決断します。
そして、ペルシャの王にエルサレムへ城壁の修復のための派遣を申し出ます。

王は不思議なことに、彼の申し出を認め、総督として彼をエルサレムに派遣し、城壁に必要な材料も揃えます。
なぜペルシャ帝国がエルサレムの城壁修復を支援したのでしょうか。
それはペルシャ帝国と強国エジプトとの国境にイスラエルがあるため、イスラエルの城壁再建はペルシャにとっても有利と考えたからだと思われます。

ネヘミヤは自分の給与全てを城壁再建のために働く貧しい人々に捧げ、様々な妨害にあいながらも、52日でエルサレムの城壁を修復します。
そして完成した城壁再建に、祭司であるレビ人達が、困難から守り導いてくださった神様をほめたたえたのが、今日のみ言葉です。

ネヘミヤは外国の王から、しかも総督という地位によって、母国イスラエルの神殿の城壁再建のために派遣されました。
常識では考えられない出来事です。
神様の介入はいつも驚くべき恵み、アメイジング・グレイスです。

天と地を造られた神様に不可能なことはありません。
神様のみ言葉の約束を信じ、人生の選択を決断するなら、必ず、神様があらゆる事を用いて必要を備え、導き、完成させてくださいます。

ネヘミヤが外国の総督として派遣されたように、私達の前にも神様の計り知れないご計画が広がっています。
神様につながってアメイジング・グレイスに満ちた人生を、一緒に歩んでいきたいと願います。










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