心がかるく

"ですから、あなたがたは癒やされるために、互いに罪を言い表し、
互いのために祈りなさい。
正しい人の祈りは、働くと大きな力があります。"
ヤコブの手紙 5章16節

「あの人を傷つけるようなこと言っちゃったな、とか、あんな事しなきゃよかったな、」という
良心の呵責を感じながら私達は毎日を歩んでいます。
でもそんな思いを解決できないまま、ずっと持ち続けていると、気持ちが沈み、心から楽しむ事が出来ないようになってしまいます。
自分を責めたり「でもあの人があんな事を言ったから」と相手を責めたり、過去の経験を思い悩むことは、新しい一日をどんより曇らせてしまいます。

そんな思いを全て一掃できるのは、私達を造られた神様だけです。
「正しい人の祈りは、働くと大きな力があります。」と聖書は告げます。
このみ言葉を読んで「私は正しくなんか全然ないし、祈っても無理だろうな」と思われる方がほとんどではないか、と思います。

聖書が語る「正しい人」とは、品行方正、清廉潔白を意味しているものではありません。
神様の目から見れば、完全に正しい人はいない、と聖書は告げています。
神様から見て正しい人とは、 私達の罪を清算してくださった救い主イエス様のお名前を通して祈り、自分の罪を正直に伝えて神様の赦しを受け取る祈りを捧げる人です。

子どものように「神様、助けてください。心が責められて、傷ついて、辛いです。私の心を癒してください。」と自分の心を神様に差し出して、毎日、神様からの「だいじょうぶ」を受け取ることです。
神様との関係が深まれば深まるほど、私達の心は神様と直結して、神様に語られている「だいじょうぶ」が確信となり、具体的に実現していきます。
私達の捧げる祈りは、大きな神の力となって自分の日常の中に現れていくのです。

今日も共におられる神様に心を軽くしていただいて、新しい一日を元気に歩んでいきましょう。
by 長町南伝道所





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