喜びに満たされて

 こういうわけで、私たちは聞いたことを、ますますしっかりと心に留め、押し流されないようにしなければなりません。"
ヘブル人への手紙 2章1節

人は聞いたことを翌日には7割忘れてしまうそうです。
探し物の多い私にとっては、なんだか慰められる気がしますが、それほど私達は大切なことを聞いても、心にとどめておくことは難しい、といえます。
ここに書かれてある、私たちは聞いたこと、とはどんな事でしょうか。

それはイエス様が語られ、弟子たちが体験したことでした。
神の御子であるイエス様は、父なる神様を完全に現わされた方、つまり“神様ってこのような方なんだよ”ということを、罪によって神様がわからなくなってしまった人間に現わされたのです。

イエス様が語られたみことばにより、今も全てのものが保たれ、身代わりの十字架によって全人類の罪が完全にきよめられました。
そして、天に戻られて、今も父なる神様と共に全世界を治めておられています。

今日、このみことばをとおして、神様は私達に語られています。
地上に誕生した神、イエス様は現実に存在し、今も生きておられ、天より全てを治めておられる、ということです。

神様は漠然とした存在でも、人が造ったものでも、想像の産物でも、思い込みでもなく、歴史上存在したイエス・キリストという方をとおして、神の栄光、完全な愛、正しさを現わされました。

私達は日々、些細なことで気分が落ち込んでしまったり、不安、疑い、自分ばっかり大変に感じる自己憐憫に、とらわれてしまいがちです。
自分の心に敏感になって、少しでも気分が下向きに感じたときは、いつでもイエス様に助けを呼び求めましょう。

あなたの心があなたの人生の方向を決めます。
イエス様はあなたの心を状況に左右されない神の喜びで満たしてくださいます。
今日も共におられるイエス様に守られて喜びあふれる一日を一緒に歩んでいきましょう。








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