一緒に

 " 彼がわたしを愛しているから わたしは彼を助け出す。
彼がわたしの名を知っているから わたしは彼を高く上げる。
彼がわたしを呼び求めれば わたしは彼に答える。
わたしは苦しみのときに彼とともにいて 彼を救い 彼に誉れを与える。"
詩篇 91篇14~15節

今日語られている主のみことばの約束は、私達の支えです。
時々、「信じている人だけ助けるのは不公平」という声を聞くことがあります。
けれども、今日もいのちが与えられ、危険から守られて生活できているのは、神様からの一方的な恵みです。

神様は心理学でいわれる、健全な境界線をいつも持っておられます。
神様に助けを求めていない人、神様を信頼していない人を神様が助けることが、助けられた人にとって良いこと、では必ずしもないのです。

保育の現場でも、ある一定の年齢に達した子どもは、自分から保育士に困っていること、助けてほしいことが言えるように教えます。
そうしなければ、過保護、過干渉になってしまうからです。
過干渉の結果、子ども達は「そんな風に助けてほしくなかった」「もっとこうしてほしかった」と助けてもらっているのに、文句を言います。
自分がまだ、助けてほしい、という思いまでいっていなかったり、その保育士に信頼する気持ちが育っていない中、先立って自分のしている事に手を出されることは、かえって迷惑に感じるのです。
子どもの心の境界線を超えてしまっているからです。

神様は、私たちが神様だけを呼び求めることを待っています。
ご自分を信頼して呼び求める声にこたえてくださり、あふれる恵みで満たそうと待っておられます。
どんなときもあなたと一緒にいてくださる神様が必ずあなたを救われ、苦しみさえも用いて、あなたの人生に神様の栄光を輝かせてくださいます。

今日もこの神様だけを見つめて、共に遣わされた場所で生きていきましょう。



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