恵みにつつまれて

" 主に信頼する者は恵みがその人を囲んでいる。"
詩篇 32篇10b節

聖書のみ言葉は信じて受け取るならば、その人の人生に実現します。
神様は、神様に何かをする者ではなくて、神様に信頼する者は、恵みが取り囲む、と告げられました。その人が恵みを求める前から、神様の恵みがその人を取り囲むのです。
聖書には、何度もこの神様の原則が記録されています。

エジプトで後に大臣となったイスラエル人のヨセフは、兄弟に妬まれ奴隷として売り飛ばされてしまい、波乱万丈な人生を送りましたが、恵みがヨセフを取り囲んでいることに周りの人達が気づき、どこに行っても彼は信頼されます。

"彼の主人は、主が彼とともにおられ、主が彼のすることすべてを彼に成功させてくださるのを見た。"
創世記 39章3節

今日の詩篇を書いたイスラエルのダビデ王も、前の王サウルに妬まれ、命を狙われますが、やがてイスラエルの王となって国を治めます。
彼は別の詩篇でこのように証言しています。

"まことに私のいのちの日の限り いつくしみと恵みが私を追って来るでしょう。
私はいつまでも主の家に住まいます。"
詩篇 23篇6節

信仰とは、自分が必死で神様を信じなくては、とがんばって得るものではなく、「いままで神様を求めることなく自分の考えでさまよい続けていた私が、どうか神様が憐れんで助けてください。神様はこんな私もぜったい助けてくださると信じます」というすがる思いです。

神様は必ずその祈りにこたえてくださいます。
そして、願った以上の恵みが自分を取り囲んでいくことを体験して、ダビデのように「もっと神様に近づきたい。いつまでも主の家に住まいたい」と願い、神様への畏れと感謝と喜びに満ちて礼拝を捧げたい、と願うようになります。

あなたの気持ちをそのまま神様に祈ってみましょう。
神様は、あふれる恵みであなたを取り囲んであげたい、とあなたの祈りを待っておられます。






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