幸せはあなたをとおして

 "実に、すべての人に救いをもたらす神の恵みが現れたのです。
その恵みは、私たちが不敬虔とこの世の欲を捨て、今の世にあって、慎み深く、正しく、敬虔に生活し、祝福に満ちた望み、すなわち、大いなる神であり私たちの救い主であるイエス・キリストの、栄光ある現れを待ち望むように教えています。"
テトスへの手紙 2章11~13節

愛される自分になるために、とか、なりたい自分になる方法、などのハウツー本はいつも本屋さんの店頭にあふれています。
人は自分が今よりも、自分が平和で喜びに満ちた関係の中で生きていきたい、と願います。
ほんとうの幸せは、愛によって成り立ち関係の上に成り立つものだからです。

けれども、相手との関係は自分が努力しても、ときに誤解や意見の食い違いで、うまくいかないこともあります。
自分の最善が相手にとって喜ばれること、とは限らないからです。
また、ときには良いことを選択し続けることが出来ない自分にも直面します。
こうすればいい、とわかっているけど、心がついていかないことが日常の中でも起こります。
自分が悪かったことをあやまればいいだけ、とわかっていても意地をはってしまう自分がいる、とか…

神様はそんな私たちの心にある自分中心の思い、罪をもっていることを認め、捨てることができるように、イエス様を送ってくださいました。
イエス様の恵みは、罪が赦されただけでなく、今この瞬間から、恵みにあふれる自分へと変えられていきます。
自分中心の選択、相手中心の選択から、神様中心の選択に視点が変えられ、完全な平和に導く選択をすることが出来るよう、日々の生活の中で具体的に教え導いてくださいます。

誰もが笑顔で喜ぶ世界には、その中心に神様がいてくださる必要があるのです。心にイエス様をお迎えするならば、この世界に本当の幸せ、本当の平和が実現します。

私たちをとおして実現するこの恵みに向かって、今日も新しい一日を共に歩んでいきたいと願います。





コメント