ほんとうの平和

 "ユダヤ人もギリシア人もなく、奴隷も自由人もなく、男と女もありません。
あなたがたはみな、キリスト・イエスにあって一つだからです。
あなたがたがキリストのものであれば、アブラハムの子孫であり、約束による相続人なのです。"
ガラテヤ人への手紙 3章28~29節

聖書を読んでいると、神様はイスラエル(の民)やシオン、アブラハムの子孫と呼ばれる人たちに向けて信仰によってあふれる祝福を約束しています。
これは異邦人である遠い日本の私たちにではない、神の民イスラエルの人たちへの約束なのだろうか、と思われる方もおられるかもしれません。

けれども、神様がイエス様をこの地上に送ってくださったのは、イエス様を信じるならば私たちもアブラハムの子孫であり、約束の相続人だと保証されています。
これは私に関係あるのかな?とちょっと不安げに読んでいた箇所も、「私のためにこんな祝福を用意してくださってありがとうございます」と安心して、感謝して受け取ってください。

イエス様に結ばれるなら、立場も人種も職種も関係のない神の家族です。

神様中心の関係にこそ、本当の平等、本当の平和があります。
人は自分の視点で本当の平等を造り出すことが出来ないからです。
どんなに平等を実行しようとしても、たとえば自分の愛する子どもや愛する存在に攻撃する相手、またテロ事件のような状況をそのまま受け入れ、相手の誤った正義に従うことはできません。

私たちがこの混沌とした世界で正しい平和を築くために必要なことは、完全に正しい愛と平和をもっておられる神様の対処を知り選択していくことです。

どのような状況にあっても、自分の小さな選択の一つ一つをもイエス様によって本当の平和の実現の土台に用いられますようにと願います。

今日もあなたを愛してやまないイエス様と一緒に、ほんとうの愛と平和の道を共に生きていきましょう。


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