笑顔と喜び

 "すると、イエスは彼らに言われた。「パンはいくつありますか。」彼らは言った。
「七つです。それに、小さい魚が少しあります。」
そこで、イエスは群衆に地面に座るように命じられた。
そして七つのパンと魚を取り、感謝の祈りをささげてからそれを裂き、弟子たちにお与えになったので、弟子たちは群衆に配った。
人々はみな、食べて満腹した。
そして余ったパン切れを集めると、七つのかごがいっぱいになった。"
マタイの福音書 15章34~37節

イエス様は三日間イエス様のもとにいた、男性だけで四千人の人々をかわいそうに思われ「この人たちを空腹のまま帰したくない」と、弟子たちに食料がどれぐらいあるのか尋ねます。
全部合わせて七つのパンと小さい魚がほんの少し。
弟子たちは途方にくれました。

けれどもイエス様はそのわずかな食料を受け取り、感謝の祈りをささげて裂き始め、人々に配るよう弟子たちに渡しました。
イエス様が裂いても裂いてもパンはなくなりません。
裂くたびにパンは増えていきました。
女性、子どもを含めると約6千人以上の人々が思う存分味わって満腹し、余ったパン切れは七つのかごにいっぱいでした。
イエス様のお話を聞きたいと三日間一緒にいた人たちは、イエス様のパンでお腹も満たされどんなに嬉しかったでしょうか。
どんなに幸せだったでしょうか。
そこには笑顔と喜びが満ちあふれていたことでしょう。

私たちが暮らすこの世界を造られた神様は私たちの必要も十分用意してくださることが出来ます。
無から有を造られる神様だけが、私たちの常識、計算では出てこない神様の恵みを天より与えてくださるのです。

このイエス様が今日も私たちと共におられます。
私たちの祈りに耳を傾けてくださり、どんな必要もすべてイエス様ご自身が与えてくださることに安心して共に歩んでいきたいと願います。







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