愛されている喜び

 私たちは愛しています。神がまず私たちを愛してくださったからです。"
ヨハネの手紙 第一 4章19節

尽きぬ愛、という言葉がありますが、私たちが相手を愛する愛にはどうしても限度があります。
自分自身の状況によって、心が揺れ動くからです。
忙しくて、心に余裕がなかったり、体調不良で痛みや不調で何も考えられない状況になることもあるでしょう。

毎日精いっぱい生きているような状況が続くとき、自分の心をそのまま放置していると、荒んでいく危険性があります。
「どうして私だけ」「いつまでこんな状況が続くのか」とつぶやきが起こり、周りにその原因を探して、怒りをもってしまうことになります。

心に余裕がないな、と感じたときは、休憩をとる時間、食事やお風呂に入る時間、心をケアしてあげる必要があります。

相手を愛すること、自分が周りと幸せな関係を築くために必要なことは、まず自分が幸せになることです。

いま抱えている問題、仕事、育児、様々なこと全ては、すでに神様の御手の中にあることを思い起こしましょう。
そしてあなたは神様の愛によって、その中に置かれているだけで、神様が全てを成し遂げてくださる、という事実に心を向けましょう。

そのままのあなたを今日も神様が何より愛してくださっていること
あなたの笑顔を楽しみに見守ってくださっていることを
思い出して、背負っている荷物を神様に預けましょう。

どんな時でも神様に愛されている喜びに満たされると、私達は優しい気持ちで相手に接することができるようになります。
神様から愛されている喜びは、どんな困難も試練にも打ち勝つ力なのです。

毎日がんばっている自分を認めてあげて「大丈夫。神様が全てを祝福で満たしてくださるから安心して一歩ずつ前進しよう」と語ってあげましょう。

与えられている神様の愛で私たちも周りの人たちを愛することができますように。



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